クラウンブレード分析2 対策カード群

 

皆さんこんにちは。前回に引き続きクラウンブレード分析という形で記事を書いていこうと思います。

さて、前回の末尾で「次回はクラブレの派生について書きます(ドヤァ」とか言った記憶があるのですが、冷静に考えると今回のポテト杯で使用が予想されるクラブレは、クラブレギミックの線を太くデザインした「純クラブレ」もしくは魔装ギミックを組み込んだ「魔装クラブレ」の二択であること、AFクラブレやヴォルカニッククラブレ、ライロクラブレやHEROクラブレなど、派生があまりにも多く説明が面倒くさい(本音)ことから、派生体の説明は置いといて、一般的なクラブレに主眼を置いた対策カードについて説明することにします。多分そっちの方が読みたい人も多いだろうし。

 

なお、当たり前ですがここで述べる「対策カード」とは、各デッキがメインやサイドから無理なく投入できるカードに限定します。「クラブレにはダーク・ロウを使いましょう!」みたいな骨頂of愚な回答をしても仕方がないので、あくまでも前回青木が書いた盤面解決の手段の参考に、クラブレの動きをどのように対処(盤面解決)し、相手にとっていやな場を作るか(盤面提供)。この記事をもとに各デッキのコンセプトに合った対策カード(メタカード)を選ぶ一助にしていただければ幸いです。

 

<メタカード一覧>(おすすめ度最大5)

 1. 増殖するG(おすすめ度4)

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いきなり無難&無難な解決策を提案して申し訳ない気もするが、クラブレ対策としてはそれなりに有用であるといえます。特に後攻スタートの場合、相手がチェインプトレの場を作る場合、最低でも5回のss(特殊召喚)を行う(ブリキン効果クラウンチェイン効果ブレード落としクラウンブレードプトレ)ため、相手の展開に強い牽制を行うことが出来ます。まぁこの場合にチェインプトレまで強引に行く人は小柳津ぐらいで、フォトスラ等チェーンに乗らないssであった場合においても、増Gの後打ちで展開をけん制することが狙いだと割り切って使った方がいいでしょう。いずれの場合でも増Gを見た後の展開はせずにフォトスラクラウンで場を留めるかチェインssでフォトスラコストにブレード落としで展開を留めるか程度の初動で抑えられるため、その後の盤面提供がやりやすくなるでしょう。

ネクロスや海皇など、手数が手札の枚数に比例して多くなるデッキにおすすめかも。

 2. 異次元グランド(おすすめ度3.5)

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個人的に使いたいカード。増Gとは異なり先攻で2戦目を迎えたときに使用したいと考えているカード。効果はざっくりいうと発動ターンのみマクロコスモス状態になるというもので、相手の展開を1ターンほぼ完全に封じることが出来ます。クラウンブレード相手にこの1ターンの猶予は非常に大きく、相手の初手をチェイン2伏せ等で終わらせることが出来るのはうれしいはず。

 3. (ギャラクシー)サイクロン(おすすめ度4)

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 こんな当たり前カードをいきなり何故言い出すのか!?と言われそうな気もするがこちらが使用するデッキによっては必要になってくるカード。クラブレの強い点として、クラブレの動きの強さもありますが、デッキの軸になるカード枚数が少ないため、メタカードをメインから導入しやすいという点も強いといえる点です。具体的には手違いや虚無空間など、対処しにくいカードがメインから積まれている構築がよく見られています。こういったカードが刺さりやすいデッキにはサイクロン等のカードが必要になってくるといえます。

 4. プトレマイオス対処カード一覧にあるカード

前回青木が書いた記事にあるプトレマイオス対処カード一覧にあるカードは総じてクラブレにも刺さるカードであるといえます。どの領域から墓地に送られても効果が発動するトリッククラウンでもKONMAIの呪文「コノコウカハイチターンニイチドシカシヨウデキナイ」により若干の隙があります。具体的にはクラウンの効果で出てきたクラウンとサウザンドブレードでX召喚したモンスターに強脱をぶち込むだけで相手は再びクラウンを「墓地に送る」手立てをとらなければいけません。まずはクラウンブレードを定位置におかせない努力が必要ですが出させた後で対処するという発想も一考に値すると思われます。

 

 5. 超融合(おすすめ度2)クリックすると新しいウィンドウで開きます

放送当時、遊戯王GXを「深夜42時アニメ」と言わせた原因となったカードであり、おそらく、チェインプトレをもっとも華麗に対処することが出来るカード。効果処理後にクラウンブレードが出てくる場合があるが、その辺は何とかしよう。ただ、制限カードなため後攻一ターン目で初手にある確率がおよそ16%と全く信用できない数値であるため過信は禁物。なお、水属性モンスターを多く採用しているデッキにとってはダークロウを喰ってアブゼロが出せるぞ!やったねたえちゃん!

 6. サモンリミッター(おすすめ度2)

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ニッチなところを突いた感があるカード。お互いのターンで召喚が2回までしかできなくなるというもの、召喚をあまりせずに盤面提供ができるデッキと相性が良いです。

 

今のところ考え付くカード群は以上です。プトレマイオス対策カードと内容が非常にかぶっているため、対策カードを挙げること自体が大変なのかどうなのかよくわからない感じになっています。

これらを踏まえたクラブレ対策に有効なカードの特徴をまとめると以下のようになりそうです。

・除外系のカード

・ssに対するメタカード

・クラブレの動きを簡単に対処することが出来る汎用カード系

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   /  僕 だ!  \

 

 これらのカードがクラブレに対して有効だといえそうです。なんかありきたりなところでまとまった感がありますね。言い換えるといくらクラブレとはいえ他のデッキと同じような目線でメタ手段を考えることが出来そうです。やはりポテト杯を勝ち抜くために必要なのは対応力の広さ(丸さ)なのでしょうか。

 

クラウンブレード分析はこれで以上です。次の記事は僕のデッキ構築とタスク整理の進行度合いによってどうなるかわかりませんが、やまけんらへんから要望があったテラナイトあたりの分析を記事にしようと思っています。

次回大会は誰が上に上がってくるのか非常に楽しみです。もう一度OBさんたちが上を独占するような気もしますが、後輩たちの躍進も期待したいです。