霊獣の動き その1
早速なんですが。霊獣と対戦した事のある方が誰しも思うことは・・・
霊獣ってめんどくせー!!
だと思うんですよ。正直、使ってる側からしても少々、手の掛かるテーマです。
なので、今回は簡潔に霊獣の 動き・止めるポイント・注意すべき点 を説明していきます。
☆基本的な動き
まずは、霊獣の動きについて解説をしていきます。
霊獣は基本的に融合体を用いて戦うテーマです。そのメインとなる融合体は
フィールド上の 霊獣使い 精霊獣 をそれぞれ、一体ずつ除外する事で特殊召喚できます。
つまり、プレイヤーが第一に考えることは、いかにして場に霊獣使いと精霊獣を揃えられるかという点です。
ここでキーカードとなるのが
《霊獣使いの長老》です。このカードは霊獣版カストルのようなもので、デモンズ・チェーンやエフェクト・ヴェーラーは効きません。
テキストにある通り、召喚権を増やす系イケメン爺さんです。
つまり、長老+任意の精霊獣で簡単に初手から融合体を出すことが出来ます。
また、長老が手札に無くても霊獣使いを場に出せるカードがあります。
それは・・・
《緊急テレポート》です。このカードはレベル3以下のサイキック族をデッキから特殊召喚する効果を持ち、霊獣使いは全て、レベル3以下のサイキック族です。
よって、緊テレ+任意の精霊獣 でも融合体を出すことが出来ます。
では、融合体を出せる条件が整ったところで具体的に何を出すのか?ということですが。
最も優先したいモンスターは
《聖霊獣騎カンナホーク》です。このモンスターは除外されている「霊獣」カード2枚を墓地に戻すことによって、デッキから「霊獣」カードを1枚サーチ出来る効果を持っています。そして、この効果で持ってくるカードの候補が
《霊獣の連契》・《霊獣の騎襲》のどちらかになることが多いです。
一見、ただの専用罠にしか見えませんが、どちらもかなりエグイ効果を持っています。
《霊獣の連契》
このカードは場に存在する霊獣モンスターの数までフィールドのモンスターを選んで破壊する。
出ましたねwww 対象を取らない系の破壊です。
※自身のフィールドに霊獣モンスターが居ない時は発動出来ません。
《霊獣の騎襲》
このカードは除外ゾーン・墓地にある霊獣使い・精霊獣を一体ずつ表側守備表示で特殊召喚する効果です。
※霊獣使い×2 や 精霊獣×2 は出来ません。
その場の状況でモンスターをサーチする事もありますが、基本は上記のどちらかです。
つまり、《聖霊獣騎カンナホーク》を出しつつ、サーチしてアドを取っていく感じです。
今回はこの辺にして次回は、もう少し細かい動きを解説していきます。
具体的には、霊獣使いと精霊獣の組み合わせや強い動きなどです。